盲導犬アンソニーがゆく!

アンソニー(♂)  盲導犬アンソニーは、財団法人日本盲導犬協会より無償貸与されています。     

 

2007年08月08日

送り火〜寿司職人としての残像

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送り火〜寿司職人としての残像


私の瞳に残る父の姿は、無口で頑固な寿司職人でした。
娘の私にはとても厳しくそばに近寄りがたく、それは怖くて大きな存在でした。しかし不治の病におかされ店をたたんでからは、寿司職人としてではなく、どこにでもいるありふれた父親として、ゆったりとしたおだやかな時間の中で 父へと歩みよることができました。しめっぽいことが大嫌いな父、大の風呂好きで石鹸の香りがした父、つまらない冗談を言っては笑っていた父。こんなにもすがすがしい気持ちで父を想うことができます。まったく思い上がった娘です。父が教えてくれたこと「謙虚感謝 無我」心の旅は今でも続いています〜。店は父一代限りのものでしたが、かっては見習いのお兄ちゃんが兄弟同様に住み込み、独立してはそれぞれの地で板前としてその味を継いでいます。時々、私と母は父の握った寿司の味を親しみに、そのお兄ちゃんのお店を訪ねます。二人していつものカウンター席に並び、熱いお茶をすすりながら「ねぇ、送り火のあとって妙に静かよねぇ…」と母は少し背伸びをして寿司を握るお兄ちゃんへと呼びかけます。今年も無事にお盆が暮れようとしています〜。◆◇ ヨーコ& アンソニー  ∪=^ェ^=∪ ◇◆                                                                    
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posted by アンコ at 16:00| Comment(1) | TrackBack(0) | よう子さんのエッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>管理人のカンタさん、初めまして♪どうぞ宜しくお願い致します^^
>ようこさん、私のHPに紹介させて頂きました♪
アンちゃんの画像を見つけるのに時間がかかり遅くなってしまいました(^^;)

今回の日記は、ようこさんが話してくれたお寿司やさんでの出来事と重ねながら読んでいました。
昔ながら温かいファミリーの姿がここでもよく感じられます・・・♪
今度お会いする時は、美味いお寿司と焼酎かしら?(笑)

Posted by Kin's at 2007年08月21日 08:41
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